とある村の巫女はつい願ってしまいました
「春になどならなければ良いのに」と

四季の移ろいを司る神様は 罪を犯しました
「春になどならなければ良いのに」と
その呟きは、冬をほんの少し伸ばすだけでしたが
四季の巡りを狂わした罪は被らなければなりませんでした


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